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マジックの大失敗も時にはウケることがある

先日、小学生30人くらいの集まるところでマジックを
依頼されました。

なんでも子供たちがそこに集まって習字を習っている
ということで、そこのイベントとして呼ばれました。

初めて行う場所であるので、特に目新しいものを取り入
れる必要もなく、今までの得意としているものだけで
まとめておけばいいや、と思い臨みました。

マジックを見ていた子どもたちは、結構行儀がよくて
ちゃんと拍手をくれたり、驚いてくれたりして
くれました。

はじめて間近でマジック見る子どももいたようで
目を大きく見開いて、おどろいてくれました。

前半はいつもの音楽をかけたルーティンを終え、
得意の3本ロープマジック。

次に4本リングを披露して、次には簡単なティッシュ
ペーパーを使ったマジックを披露。

そして、今回の目玉としてとっておいた、風船マジック。

箱の中に風船を入れて、その周りをくし刺しにしていく
けれど、割れない。

最後の1本をいれたときに風船が割れる音がする。

失敗かと思いきや、実は風船は割れていないという現象。

この割れていない風船を出すと、まわりがどよめいて
くれるのが、とても快感なマジックなのです。

今回もおどろいてくれるだろうな、と期待しながら、
1本目の串を刺す、そして2本目、3本目とつづいて
いく。

最初は周りだけを刺していると思っていた子供たち
も、串を刺す本数が増えていくたびに、だんだんと表情が
変わってくる。

4本目、5本目が終わり、そして

「いよいよ最後の1本です」と言いながら

じっくりと刺す・・・

そして「パン」という音が・・・


鳴るはずだった。


「う、音がならない、おまけに復活用のふうせんが
小さくしぼんでしまった。」


と心の中で叫び、私の表情がこわばってしまった。


「失敗した」「やばい、本当に失敗した」


風船の破裂する音がならない、しかも復活するずの風船は、
小さくしぼんでしまったのだった。

「うわ、どうしよう」

「どうやって、この場を収めたらいいんだ?」

額からは、いやな汗が流れてきた。

「いや、もうこうなってはどうしようもない」

そして、思わず出たセリフが、

「風船は割れなかったけれど、ちっちゃくなってしまいした!」

と言った。


そしたら、これが一緒に見ていた大人にもウケて、それに
つられるように子どもたちにも大ウケだった。

いやなんとかこの場を笑いをとってやり過ごすことができた、
という感じでした。


ときには大失敗も、ウケてくれることもあるんだと
思いました。


そのとき大切だと思ったのは、やっぱりセリフなのかな
と思いました。


失敗したときに、どんなセリフを言うかで、ウケることが
ありますので、あらかじめ考えておいたほうが良いかと
思います。