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マジックを依頼されたら絶対に聞いておくべきこと

マジックショー依頼されたら、事前に過去にその場所
でされていたことを事前に聞いておくことが大切です。

先日、ある町の子どもたちのためのクリスマスパーティー
マジックを依頼された。

はじめていく場所であり、依頼された方も、あまりそのクリス
マス・パーティーでは外部の人を招いての余興をしたことが
ないようであった。

私はいつもどおりの音楽をかけてのマジックからはじめた。

ところが、オープニングからなんだか子どもたちの反応が
イマイチなのである。

音楽をかけてのマジックがおわり、次はロープを取り出して、
3本ロープをはじめようとした。

まずはタネもしかけもないロープであることを確かめてもらう
ために近くの子どもが座っているテーブルに近づき渡して
あげた。

すると一人の子どもが、

「ロープを切ってやれ!」

などという。

そのほかにも何か野次めいた言葉がちらほら聞こえて
くる。

しかも、みんなの表情が何か硬いようである。

そして、全体的にウケがあまりよくなかったので
あった。

なんだか見ている子どもたちはマジックの楽しさより
も失敗するほうの期待があからさまに感じられた。

まーこんなことはタマにあるわけだし、同じマジックを
見せても、ウケるときもあれば、それほどでもないとき
もある。

しかし、自分としては不完全燃焼で終わった手品ショー
であった。

ただ、マジックが終了して後片付けをしながら、スタッフと
話をしているうちにこんな事実がわかってきた。

毎年、地元のお父さんたちが、変装しながら手品を披露
しているらしい。

その手品も、どちらかというと、インチキ手品のような感じで、
失敗するとウケるようなことをおこなっていたそうだ。

実際にそれがとてもおかしくて、ウケていたというのだ。

地元のお父さんが、手品を見せる場合は、失敗したほうがウケ
るし、変装したほうが、やっぱり反応がよいのである。

うーん、それに勝ってウケることは難しいのではないかと
思った。

子どもたちも、失敗して喜ぶだけの手品ばかりを目にしてい
ると、手品イコール失敗を期待するものであり、うまく見せ
るとなんだか面白くない!

というような構図が出来上がってしまっているのと思うだ。

特に外部の人間がやってきて、マジックを披露すると、
うまくやればやるほど面白くないというわけだ。

マジックを依頼されたときは、普段その会合ではどのような
余興や催し物をおこなっているのか、開催スタッフに事前に
聞いておくことが必要であると実感した出来事でした。