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本日はハプニング連続のマジックショーでした。

今回のマジックショーはこれでもか!これでもか!というくらいの
ハプニング続き!でした。

その日は、朝10時からの出演ということもあり、早朝雨降る中、
車を走らせ出演の約1時間前に到着!まず、会場へ着いたら
控え室がない!!とのこと。

スタッフからはとりあえず、事務所で準備してほしいとのこと。
その事務所は受付窓口を兼ねているため、窓から中がよくみえる。
しかも人の出入りがはげしい。

着替えからネタの準備など、やはり隠れる場所がないと困る。
いつもは控え室を用意してくれているのに、今日は全ての部屋が
使用中とのことだ。

そんなこんなで辺りをウロウロ探していたら、
とりあえず流し台ところがちょっとした小部屋になっていたので
きゅうきょそのせまい台所空間で準備にとりかかった。

さてさて、準備している最中に、ネタが一個見つからない!
おかしいな?もしかして、前回の保育所でのマジックショー
のときに、捨てかごに入れるのをれてしまったのか?

どう探してもみつからない・・・、やっぱり前回のとき、あせって
道具を会場からひきさげようとしているときに、拾うのを忘れてしま
ったのだ。

このネタは見せ場の一つだったのに・・・しょうがない、ウケる所を
一つ失ってしまうけど全体の流れには支障はない。

そう思いつつ、しばし探すのに時間がかかって、出演時間がさし
せまってきた。

おおかた準備がととのってきた時に、探していたネタが
見つかった!よかったーーー!!!

さて、時間になってもスタッフが呼びにこないので
どうしたのかな?と思い会場へむかった。

おかしいぞ!お客さんはみんな外にいる。前半のアトラクションも
外でやっている。

まさか、室内から外に場所が移ったのか?ましてや後ろにも
たくさん人がいるぞ!外でしかも雨が降っている。
さらに後ろにたくさん人がいる状態なんかじゃショーなんてできない!

「なんでスタッフは変更したと言ってこないんだ!」
とあせりながら待っていると、やっとスタッフが来た。

「まさか?ステージ場所が外に変更になったの?」と聞くと
「いや、予定どおりの室内会場ですよ」とのことだった。

完全に私の早とちりだった。(汗汗)

さて、前半のアトラクションが長引き、しばし待ち時間ができた。
その間に音のチェック!いつものMDを持ってきたので、
音響担当に渡して音を出してもらうことにした。

スタッフがなにやらラジカセをガチャガチャ音を立てながら、
何度も取り出しボタンを押している。

スタッフが私にこう言った。
「あれ?MDって入れる方向あるの?なんか音も出ないし、
MDも出なくなったみたいです」

えーーーおいおい、まさかMDの入れる方向間違えて、ラジカセに
噛んでしまったのかよ!

今回は予備のCDは持ってきていないし、音がでなかったら前半の
演技は全てできなくなってしまうよ。

「ちょっと別室へ行って、MD取り出してきます」
と言って、スタッフは私を置いてその場からいなくなってしまった。

そうこうしているうちに、外でのアトラクションが終わり、子どもが
たくさん会場に入ってきた。

私はステージ横で、衣装のままただ突っ立っているだけ。
そうこうしているうちに、子どもはネタが入っているバックを
のぞきこんだりしている。

「おいおいフタがしまってあるものを覗き込むとは、
なんちゅう子どもじゃ!」

そんなこんなで、子どもの手の届かないところへネタを移動して
いたら、今度は私の体に仕込んであった、ネタの糸がプツン!
と切れてしまった。「えええーーー今度は糸が切れてしまったよ!」

これじゃこのネタは完全にできないよと思っていた。音の次は、
糸が切れたのかよ!今日はハプニング続きの日か?

なんとか気持ちを落ち着けて、糸をゆっくりと補強しなおしたら、
なんとかつながってくれた。

すると向こうから先ほどの音響担当スタッフがもどってきて、
「MDなんとか取り出すことができました」と言ってもどってきた。

さっそく音を出してみると、音楽が流れない!確かに再生ボタンを
押し、再生マークが出ているのに音が出ない。

どうなっているの?スピーカーが壊れているのか?

そしてラジカセの裏を見てみると、外部ジャックにプラグがささって
いた。

これが原因で音が出ない状態だったのだ。 
プラグを抜き取るとなんとか、音楽が流れてくれた。

あせるあせる、もうお客さんは集まっていて、こちらの準備に
てまどっているのをじっと見ている。

やっと準備が整い、額の冷や汗をぬぐう暇もなくマジックショーが
はじまった。

もう頭の中が何も考えられなく、体だけが動いている状態だった。

そして、前半の演技がおわり、中盤にさしかかるところで、
例のグラスの浮揚にとりかかった。

そういえば、つい先日、「エンタの神様」というテレビ番組で
マギー審司さんがこのマジックをやっていたなぁー。
そんなことを思い出し、我にかえった。

このネタはぜったいに驚かれるのは前回の保育所マジックショーで
実証済み!落ち着いて、落ち着いて、練習どおりにすればいいから・・
・・グラスからゆっくりと手を離した。

そして、見事グラスの浮揚に成功!わずか、15秒〜20秒ほどの
浮揚だったが、会場はどよめき、おどろき、そして拍手で沸き
あがった。

glass.jpg

あまりの盛り上がりに、私の手が震えはじめた!まずい!
手の振るえが大きくなる前になんとか処理をしなくちゃ! 
そして、ネタ箱の中へうまく処理した。

顔は平然をよそおっていたが、内心はドキドキと安心感が
入り混ざった状態だった。でも
「よっしゃーーー!今回もこのネタはうまくいった!」完全に自分の
ものになったことを確信した一瞬でもあった。

手品をやっていて、とても達成感のある瞬間でもある。

しかし、中盤にさしかかるところでまたもハプニング発生!
リングマジックにとりかかろうと音響担当に合図を送っても
音がでない!

「またまた、音楽が出ないなんてどうなっているの?」内心困惑
状態。

少し待ってても音が流れない。音響スタッフはまた
ガチャガチャとラジカセをいじっている。

これ以上間をあけるわけにはいかないので、リングマジックを
おしゃべりマジックでおこなうことにした。

もうこのまま、しゃべりながら演技を通すしかないと続けていた。
しかし、そのときとつぜん音楽が流れ出した!

単純に音量を小さくしていただけだったのだ。

リングを使ってのおしゃべりマジックのはずが、途中で無口になり、
音楽に合わせての演技に切り替え。これはとても中途半端で
かっこわるかった。

本日のマジックは全体的には演技中の大きな失敗はなかったが
ダンドリの悪さに気持ちはボロボロ!

全然満足感のないまま終了し、控え室へともどった。
さっさと着替えようと戻ってみると、お茶の準備でお茶っ葉を
探し回っている女性が数人。
なかなか見つからず、その場から出て行ってくれない。

やっといなくなってくれたので、すぐに着替えて、荷物まとめて
会場を後にした。

「うーーん、ここ2回ほど、会場に泣かされたステージだった。
まぁこの程度で済んでよかったけど」
と自分に言い聞かせていた。

さてさて、夕方になり、家でくつろいでいたら、スタッフから
電話がなった。

「あのーー、台所に手帳を忘れませんでしたか?名刺も入って
いたので電話いたしました」

とのことだった。手帳?は持ち歩かないよな?しかも自分の名刺が
入っているなんてどういうことだろう?

としばし、疑問におもっていたが、ふっと気づき、
「すぐに送付してください」言った。

そうなのです。ヒンバーワレットという、マジックの大事な大事な
ネタのひとつを置き忘れてしまったのです。

スタッフはマジックのネタとは知らずに、手帳と思ってくれたのには
助かった。

すぐに送付してくれるように頼んでおきました。しかし一週間たっても
まだ家には送られてきません。

もしかして最後のハプニングは「そのネタが紛失してしまう」
ってことじゃないようにと願っている今日この頃です。