トップページ > マジックショーイベント日記> ホテルの会食席でテーブルマジックショー!平日はとっても疲れるわ。

ホテルの会食席でテーブルマジックショー!平日はとっても疲れるわ。

先日のマジックショーはテーブルマジックショーでした。

ホテルの会食席にて、7テーブル周るマジック。
これをテーブルホッピングといいます。

会場は全員で50名ほど。
今回はイベント事務所からの依頼だったので、失敗は許されな
い状況でした。

しかも平日の夜の依頼だった。私は日中は平凡な会社員として
仕事をしているので、マジシャンのテンションに持っていくのが
とても大変。

会場へ向かう車の中では「オレはマジシャンだ!、オレはマジシ
ャンだ!」と何度も言い聞かせながら、到着するまでにテンション
を上げていくのでした。

いつもより余計疲れてしまうのです。

一時間前に会場入りして、ホテル主催者と打ち合わせ。
ホテルのスタッフは「マジシャンがやってきた」という感じで、

普段あまり出合ったことがない人を見るような感じで、じろじろ
見ているのだ。

「そう、オレはマジシャンだぜ。普段あまり生でお会いすることが
できないマジシャンなんだぜ。

「そういえばあの書類、まだ提出していなかったなぉ・・・ やばい
昼間の仕事が頭をよぎっている!オレは週末マジシャンだけで
なく今日は平日マジシャンなのだ!!」

などなど頭の中ではいろいろなことがよぎりながら
マジックの開始である。

オープニングマジックは全体が見えるようなちょっとだけ大きめ
のマジックで登場。

これをサロンマジックといいます。

会食がすでに始まっているのに、水をうったかのようなとても
静かな状況でした。

全体を見渡しながら客層をチェック。若者から中年層とさまざまだ。

「しかし、いったい何の集まりなのだろう?やけにエビ料理が多いなぁ」
なんて余計なことを思いながらサロンマジックを終えた。

女性は少なかったが、一人だけステージのほうを
ニコニコしながら見ている、リアクションの良い女性がいた。

いつもそうだが、マジックショーは出だしが肝心!しょっぱなか
ら、はずしてしまうと後のマジックに影響がでてしまう。

まずはウケがよさそうなところからねらっていこう!

テーブルホッピングの最初のテーブルはそのリアクションの良い
女性がいるテーブルからはじめた。

最初の手品は スポンジマジック。

これは女性に必ずと言っていいほどウケがよい。

そのリアクションの良かった女性を中心に見せたところ、
案の定そのテーブルの雰囲気がやわらいだ。手の中のスポンジ
が増える度に驚いてくれた。とてもウケがよかったのである。

ノってきたところで今度は2テーブル分。見る人数は八人ほど。
こんなときはロープを使った手品が効果的。3本ロープを披露した。

普段はステージでの大人数でやるんだけど、三本ローブは
テーブルでも対応できるのでとても重宝します。

このテーブルは中年男性ばかりで、オープニングからムスっとし
ていた人ばかりでしたが、

3本の長さがばrばらなロープが同じ長さになったり一本に
なったりと進むにつれてドンドンのめり込んできた。

そして最後に例のオチを言ったらこれもウケてくれて
きれいに終了。

次のテーブルではコインマジック。実はここ最近、手の油がなく
なってきたのか(笑)かさついてきたのか、コインがうまく扱えな
くなってきたみたいなのだ。(汗)

コインを落しそうになり、ちょっとあぶなっかしかったけどなん
とか、コインが大きくなってしまう現象まで披露した。
ウケはまあまあ。

何人かはこの大きなコインの出現の瞬間を見てなくて驚き
度がいまいちだったのだ。

でもまあ大きなコインが出現する現象はコインの存在そのもの
がウケるのでまあまあ反応がよかったです。

そして次のテーブルではカードマジック。

カードマジックはいつもの手順を披露。

そして、次のテーブルがちょっとやばかった。
ここでお客さんがリクエストを言ってきたのだ。

「さっきのコインのグラスの貫通ここでやってくれよ」
といわれたのだ。

さきほどすでに、大きなコインの出現のオチまで見せているので
ここで、再度同じ現象を見せると、タネを追求してくると思った。

テーブルマジックでつらいのは、こういったときである。

別のテーブルから見ていたお客さんが、自分のテーブルに
やってきたときに、同じマジックをリクエストしてくるとこである。

この場合、現象の予測がついてしまうので、明らかに
厳しい目つきで見てくるし、そのような雰囲気で手品を見せても、
ウケることがすくない。ましてやオチを知ってしまっているからだ。

丁重に断りながら、うまく話題を変えて、カードマジックでも
「ダイヤはお金、ハートは心」というストーリーで
お金にたとえたカードマジックで切り抜けた。

最後のブースはテーブルの配置や時間の都合もあり、
まとめて4テーブルほど、15、6人を相手に披露した。

お客さんから借りた千円札を1万円に変えたり
お札にボールペンを刺しても、穴が開いていない
手品を披露。

その後は、ティッシュ消しの種明かし手品をおこなった。

ここでも、レクチャーマジックに助けられた。
比較的若者が多かったこのテーブルでは簡単なマジックを
教えてあげることによって参加者はとても満足してたようだった。

なんとか大きな失敗もなく40分間のサロン&テーブルマジックは
無事終了した。

主催者からも
「いつもはあまり会話もなく、ほんと静かな会食席でしたが、
今回マジックをしていただいたおかげで、お客さん同士のコミュニ
ケーションもうまくとれてよかったです」と満足していただいた。

私としては、今回は楽しんだというよりはクレームもなく無事
終わってホッとしました。

やっぱ老人ホームとかでマジックするほうが、ずっと楽ですわ。

しかも、平日は昼間の仕事のテンションから、マジシャンの
テンションにかえるのはほんとしんどいですね。